■記事内容抜粋
ジャパドリから生まれたビジネス効果
教育書籍の販売会社と出会い、ライセンス契約を実現
傳田聴覚システム研究所代表 傳田文夫氏
<アントレ98年5月号掲載・今月のイチオシ>
1日40分、専用機器でCDを聴くことにより聴覚が高まる、もともと日本人には聴き取れない音声の認知システムを開発した傳田文夫氏。語学、音楽教育に効果が期待できるとし、「イチオシ」という評価を得た。
「ジャパドリで高い評価を得たことが、大きな自信につながりました。また、ジャパドリのお陰で、何度かアントレの記事に取り上げられ、それがきっかけとなって、(株)アリスコーポレーションの長坂泰彦氏と出会うことができたのです」
と傳田氏。ちょうど、審査員の桂勤先生にアドバイスをもらいながら、商品開発の方向性を模索していた時期だった。アリスコーポレーションは、もともと大学受験用の教育書籍を扱う会社で、傳田氏は、コンサルタント会社を仲介役に交渉を進めた。
「株式公開を目指すため、新規事業のパートナーとして開発型ベンチャーを探していたところでした。傳田さんとお会いし、実際にこのシステムも試して「本物」と判断し、システム・ソフト開発は傳田さん、商品開発・販売は当社でという形でライセンス契約に至ったのです」(長坂氏)
今後の展開としては、傳田氏は開発を行いながら、専用機器を使った通信教育を行う。
「すでに、10人以上の通信教育がスタートし、効果を上げています」(傳田氏)
一方でアリスコーポレーションは一般ユーザー向け、学校法人向けに語学訓練版CDとヘッドフォンをセットにして広く販売を行う。CDの開発は2月9日。今後の動向にも注目したい。
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